カラーリングの長持ちさせるコツ


カラーリング直後1週間は、その後と比べて5倍の速度で褪色している! って知っていましたか? この1週間は、髪がアルカリに傾き、色素が流出しやすいデリケートな時期。
でも逆に、染めた最初の1週間少し髪を気づかって乗り切れば、その後の色持ちがグッとよくなるんです! ホームケアの肝、カラーリングの褪色を防ぐシャンプーのポイントをふたつ紹介します。
1. アミノ酸系シャンプーを使う
市販のシャンプーのほとんどは高級アルコール(石油)系で安価ですが洗浄力が強く、カラーの色素まで落としてしまいます。普段は問題なくても、カラーリング直後1週間だけは、サロン仕様の洗浄力が穏やかな、アミノ酸系シャンプーに変えてみてください。
アミノ酸メインの洗浄力穏やかなシャンプーを使って、色素を流出させないことが大事。アルカリに傾いて不安定な髪を1週間かけて弱酸性に導くことが理想的ですが、石油系シャンプーを使っていると、カラー後2週間経っても髪はアルカリのままなのだとか。
また、カラー用でグレードの高いシャンプー&トリートメントには、髪のダメージを蓄積させてしまう残留アルカリを除去する「ヘマチン」が入っていたり、髪を穏やかに弱酸性に導く働きがあったりもします。
2. 洗髪時のお湯の温度は低めに!
このごろ、寒くてつい熱いお湯で髪を洗いたくなりますが、1週間は我慢。熱いお湯でキューティクルが開き、色が流れてしまいます。38℃位のぬるま湯が◎!
サロン専売品のアミノ酸系シャンプーでも、お試しサイズなら千円以内でも入手可能なので、カラー後1週間だけでも上手に取り入れてみてくださいね。